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COM Express

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

COM ExpressComputer on Module(COM) の代表的な規格の1つである。

概略

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2005年7月10日に最初の仕様であるR1.0が規定され、2009年3月には"COM Express Carrier Design Guide (R1.0)"が公開された。

COM Expressにはフォームファクタの違いによって次の2種類が規定されている。

  • ベーシック(125mm×95mmの外形)
  • イクステンデッド(155mm×110mmの外形)

外形では最大寸法を規定しているため、これらより小さければ良く、メーカーによっては小さなサイズで「micro」や「nano」と名乗って独自規格の製品シリーズを提供している例もある。

キャリアボードとの接続用のコネクタは、端から16mmに固定用穴の位置が規定されており、0.5mmピッチの110ピン×2列の220ピンのもの「ROW AB」が1つは必須であり、オプションでさらに同じもの「ROW CD」が1つ追加使用できる。ピンの信号配列はROW ABとROW CDをあわせてTYPE 1からTYPE 5までの5つが規定されており、電源もこれらから供給される。

キャリアボードとの上下の間隔は5mm又は8mmである[1]

関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 『組み込み開発の効率化に貢献するCOM PCI Expressを搭載の小型品が焦点に』 日経エレクトロニクス2009年9月21日号、100-104頁

外部リンク

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